2013年4月20日(土)にIFHD学生支援セミナー(2013年 第3回)を開催しました。
2013年の第3回は、「日本の繊維企業は、最近こんな仕事をしている!」と題し、繊維産業に携わる社会人の方をお招きして、お話をいただきました。
今回、参加してくださった労働組合の皆さんは、旭化成労働組合、日東紡労働組合、三菱レイヨンユニオンの方々です。
労働組合の人が話される就職してからの現実と学生時代の想いとの違いを理解しながら、仕事の本当のおもしろさを知ることがねらいです。今回のセミナーでは、繊維企業における仕事の事情と学生時代とのギャップについて学ぶ機会となりました。
最初に各労働組合から会社の紹介と自己紹介をしていただきました。まず、繊維産業の全体像の把握です。次に理事長の藤村よりいくつかの問いが出されました。その問いについてグループディスカッションをし、各グループから学生の代表が一人ずつ出てきて、討議した内容を紹介しました。問いは以下の通りです。
Q1.自己紹介
Q2.会社に入っての成功談と失敗談
Q3.コミュニケーションはどのようにすればうまくいくか?
Q4.学生時代と社会人に成り立ての頃のギャップは?
Q5.今日の会で感じたこと(社会人)
社会人の方が学生時代と社会人のギャップを埋める方法について語る中で、「学生のうちにいろいろな人の話や意見を聴いてみることです」というのが印象的でした。学生時代には、直接仕事を経験することは難しいですが、いろいろな人に話を聴くことによって、社会に出たときに感じるギャップを軽減できます。学生は、繊維産業の社会人の方とともに、繊維産業だけではない社会の実情を学んでいました。
開催場所:東京しごとセンター セミナー室
時間:13:30~17:00
NPO IFHD 事務局