エントリー

セミナー後記 2019年5月18日学生支援セミナー(平成31年度第2回)

2019518日(土)に平成31年度第2IFHD学生支援セミナーを開催しました。

今回は、「日本の金融産業はこんな仕事をしている」と題し、三菱UFJ信託銀行従業員組合、全国生命保険労働組合連合会、損害保険労働組合連合会、三菱UFJニコス労働組合の皆さまをお招きして、お話をしていただきました。

 

最初に、IFHD理事長の藤村がセミナーの趣旨と進行方法について説明しました。

その後に、各労働組合から、会社と労組の紹介、参加メンバーの紹介をしていただいた後、藤村が議論のテーマを設定して、ディスカッションが始まりました。より活発な議論を行うため、学生を45名の小グループに分け、そこに企業の方に1名ずつ入っていただき、ディスカッションに参加していただきました。また、より多くの人の話を聞けるように、テーマを3つ設定し、テーマごとに席替えをしながら進行しました。

 

設定したテーマは以下の3つです。

テーマ1.我が社は、こんなこともしています

テーマ2.会社に入る前に思ったこと、入ってから分かったこと

テーマ3.仕事の大変さとおもしろさ

 

30分~40分程度のグループ討議では休憩をはさみながら計3回行い、様々な企業労組の方々から普段は聞くことのできない貴重な話を伺うことができました。1つのテーマが終わるごとに、各テーブルの学生代表がディスカッションで出た内容を発表し、グループ討議の内容を全体で共有する機会を持ちました。

 

【学生の発表】

テーマ1について

・本業を通じた社会貢献活動(CSV活動)である「見守り活動」が印象的だった。

・有名スポーツチームのNO.1スポンサーであると知って驚いた。

・医療や法律など幅広い知識が必要なのだと思った。

・民泊や介護施設など、保険業務とは異なる分野も手掛けていることを知った。

・日々の健康に応じて保険料を割り引くなど、生保は必ずしも何かが起こってからではなく、保険を使わないような提案も行っていることを知った。

 

テーマ2

・育休や産休がとりやすい、勤務時間の選択肢が多い、など女性が働きやすい職場だと思った。

・外資系の企業なので、ドライなイメージだったが、働いてみるとそんなことはなく、日本寄りだと感じた。

・転勤について、マイナスイメージがあったが、実際は転勤の有無を選べることや、転勤は自身のスキルアップになるなど、イメージが変わった。

・仕事には幅広い知識が必要なので、社会人になってからも勉強が必要だと思った。

 

テーマ3

・価値観や考えが違う人と議論して結論を出す場合の意見の合わせ方が難しい。自分の主張と相手の意見の押し引きが大切だと思った。

・社会に出てから論理的思考が役に立つと感じた。

・仕事に対する責任感が重くなった。

・コミュニケーションの大切さ、人間関係、挨拶、メモ、一生懸命さなどが大事だと思った。

・女性活躍について、出世か子育てかではなく、自分らしく働くことが大事だと思った。

 

セミナーの最後に、各企業からお越しいただいた方々から、以下のような感想をいただきました。

・今は毎日決まった時間に起き、同じ電車に乗り、決められた仕事をする日々なので、本日はとても刺激になった。

・社会人から聞いた話を自分の言葉で話す(発表する)点が良いと思った。

・いろいろな社会人と会って、いろいろな話を聞ける機会を羨ましく思った。

・今日に限らず、アルバイト先の人や両親など身近な人からも話を聞いて欲しい。

・いいと思う点は、みな部活やサークルなどどこかのコミュニティに属している点、物足りないと感じた点は、給料や残業、離職率など、聞きづらい事をもっと聞いた方がよいと感じた点。

 

セミナー写真

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。