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セミナー後記 2014年12月13日 学生支援セミナー(2014年 第9回)開催報告 

2014年12月13日(土)にIFHD学生支援セミナー(2014年 第9回)を開催しました。
2014年の第9回は、「日本にはいろいろな産業がある!」と題し、様々な産業の社会人の方をお招きして、お話をいただきました。
 
今回、参加してくださった労働組合の皆さんは、ANA労働組合、JTB首都圏地域労働組合、資生堂労働組合、すかいらーくグループ労働組合連合会(五十音順)の方々です。
 
最初に、理事長の藤村がガイダンスを行いました。ガイダンスは、セミナーの趣旨と進行方法についてです。特に、この学生支援セミナーを開催する理由である、「企業と学生の認識ギャップ」について説明しました。次に、各労働組合から、会社と労組の紹介、参加メンバーの自己紹介をしていただきました。そして、理事長の藤村が議論のテーマを設定して、ディスカッションが始まりました。
 
今回の進行も、IFHDで標準的に行っている形式で行いました。各グループ5~6名に分かれてディスカッションをする形式です。今回は7チームに分けて議論していただきました。より多くの人の話を聴けるように、数回は席を替わってもらっています。途中、各テーブルの学生代表がグループで出た内容を発表し、グループ討議の内容を全体で共有する機会を持ちました。さらに、最後に社会人の方からこの日に感じたことをまとめとしてお話しいただきました。
 
問いは以下の通りでした。
Q1. 世の中にはこんな変わったお客様がいる。変わったお客様にどんな対応をしたか。
Q2. 働き始めて学んだこと。すごいと思った人や出来事は。
Q3. 大学時代にしておいた方が良いことは。
 
今回お集まりいただいたのは、B to Cの仕事の割合が高い産業の方々です。お客様と直接顔を合わせて仕事をするためその気遣いには大変なものがあります。Q.1でも議論の話題に挙りましたが、質の良いクレームとそうでないクレームについてです。質の良いクレームは、今後のサービスを提供するにあたって参考になるものです。しかし、そうでないクレームは、言いがかりなどで対応に困るものです。そんな時どのように対応すれば良いでしょうか。変に言い返しては、火に油を注ぐだけです。最初は話を丁寧に聴きながら、次第に対応策を講じていくという話が挙ったのが印象的でした。お客様の話を聴いているという姿勢が大事のようです。
 
次にQ.2で議論に上がったのは、人は一人で生きているわけではないのだということでした。働き始めると普段当たり前と思っていたことが、当たり前でないことに気づきます。社会の中でどれだけの人が関わっていて、自分はその中のほんの一部の中で生かされていることを痛感するはずです。したがって、それを意識して働いている人は、お客様に対するサービスの品質が変わってきます。このことに気づくか気づかないかは大きな差で、早い段階で理解しておくことはとても重要なことです。
 
Q.3では、学生・社会人ともにもっと学んでおけば良かったという意見が多く挙りました。学生時代にどんなに学んでも、社会に出ると何かが不足していることを感じながら仕事をしていくことになります。それは、どんな人でも全てのことを学んで社会に出ていくことは不可能だからです。一つでも知っておくことは良いことですが、知識はそれだけでは役に立たないということです。集めた知識は、いろいろ組み合わせて実際に使っていく中で、知恵に変えていくことで役に立つようになります。仕事をする中で求められるものが何か早い段階で気づけるかが大事なのです。
 
このように人と人が接する仕事では、様々な知恵が必要となってきます。知恵を使うことが出来るようになってくると仕事は楽しくなってきます。ぜひ、知識を知恵に変える訓練を普段からしておくことをお勧めします。一つだけ注意することは、悪知恵を使うことは良くないことで、必ず自分に返ってくるということをよく知っておいて下さい。良質な知恵を多く持つ人が輝いているのが事実です。
 
 
開催場所:東京しごとセンター セミナー室
時間:13:30~17:00
 
 
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NPO IFHD 事務局

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