2013年6月15日(土)にIFHD学生支援セミナー(2013年 第4回)を開催しました。
2013年の第4回は、「自動車産業と自らの未来を語ろう。」と題し、自動車産業に携わる社会人の方をお招きして、お話をいただきました。
今回、参加してくださった労働組合の皆さんは、アスモ労働組合、全国本田労働組合連合会、トヨタ自動車労働組合、日産自動車労働組合、本田技研労働組合の方々です。
今回は、いつものグループディスカッションに加えて、一部ワールドカフェ方式を取り入れて進めました。最初に各労働組合から会社の紹介と自己紹介をしていただきました。まず、自動車産業の把握です。次に理事長の藤村より問いが出され、ワールドカフェ方式によって進行していきました。
問いについてディスカッションをした後、テーブルを移動します。移動する時に1名(ホスト)だけ残り、次にテーブルに集まってくる人たち(旅人)に、どんな話をしていたか伝えてもらいます。そこから次の問いに移って、さらに議論を深めていくというものです。最後に各テーブルから学生1名、社会人1名に振り返って発表をしてもらいました。
問いは以下の通りでした。
Q1. 自動車についてどう思っているか
Q2. 自動車会社で働くということは?
Q3. 学生が考えること、社会人からのメッセージ
模造紙に思いつくことを自由に書いていく中で、頭の中で考えていることを整理するだけでなく、自分が想像しなかった他の人の考え方に気付くことができたようです。学生は、就職活動をしていくに当たって業界にとらわれすぎないことや、自分が長く携わっていけるだろう仕事について考えているようでした。巨大産業である自動車産業で働く人たちと話すことを通して、柔軟な姿勢を持つことの大切さを学んでいました。
開催場所:東京しごとセンター セミナー室
時間:13:30~17:00
NPO IFHD 事務局