2013年3月9日(土)にIFHD学生支援セミナー(2013年 第2回)を開催しました。
2013年の第2回は、「日本の医薬品業界の可能性を知る」と題し、医薬品業界に携わる社会人の方をお招きして、お話をいただきました。
今回、参加してくださった労働組合の皆さんは、中外製薬労働組合、アステラス労働組合、サノフィユニオンの方々です。
労働組合の人が話される自らの経験から、仕事の理解を深めてもらうことがねらいです。今回のセミナーでは、医薬品業界における仕事の可能性について考えていきました。
最初に各労働組合から会社の紹介と自己紹介をしていただきました。まず、医薬品業界の全体像の把握です。次に理事長の藤村より「最近の若者事情」についてお話しいただきました。学生自身に現状を把握してもらうためです。話された内容は以下の通りです。
1. 若者が育ってきた環境
2. 新卒者の就職が厳しい理由
3. 若年層の就業状況
4. 活きた若者とは
5. 簡単に辞めない若者になる
6. 従業員がいきいきと働く会社とは
学生は「何が求められているか」ということに耳を傾け、自らに問いかけているようでした。
(詳しい内容は、次のファイルをご参照下さい。 20130309 若者を活かす5つの秘訣.pdf)
そして、より深く理解してもらうため社会人の方と学生でグループを組み、ディスカッションをしていきました。ディスカッションにおける問いは以下の通りです。
Q1.会社に入って良かったこと
Q2.今思い出しても辛かった失敗談
Q3.良いコミュニケーションには何が必要か?
社会人の方が失敗談を語る中で印象的だったのは、「伝わっていると思ったことが伝わっていなかった」という失敗でした。仕事の中で良いコミュニケーションが行われなかった場合、勘違いなどによる失敗があるということです。社会人と学生が一緒になって、責任ある仕事の中でコミュニケーションには何が必要かを話し合っていました。学生は、医薬品業界において求められるものを理解していく中で、将来に接する仕事の可能性を感じているようでした。
開催場所:東京しごとセンター セミナー室
時間:13:30~17:00
NPO IFHD 事務局